鎧飾り五月人形
端午の節句の5月5日には、子どもを守る「お守り」として、鎧や兜を飾ります。現在でも、各地の神社や仏閣には、昔の武将が奉納した甲冑がたくさん残っています。現代の鎧や兜は、それらの甲冑を参考にして制作されています。
豪華な本式の五月飾りでお祝いしたい人には、鎧を中心として、両側に弓と太刀の飾りものを添えた、「鎧飾り五月人形」がおすすめです。また、鎧飾りは、作り方の違いによって、「京甲冑」と「江戸甲冑」という2つのタイプがあります。
鎧飾り五月人形は、さまざまの色目が使用されている鎧の縅糸(おどしいと)がとても美しいのと、大きな飾りものなので豪華でインパクトがあり、見栄えが良い点が長所です。
一方、短所としては、大きな飾りに見合った飾る場所の広さや収納スペースが必要となる点や、鎧を出したり収納したりするのに、時間と手間がかかってしまう事でしょう。さらに、小さい子どもには、少し怖い印象を与えてしまうかもしれません。
最後に、各人形専門店の鎧飾りの特徴を紹介しておきます。
「久月」は、見栄えの良い高床台を使用した鎧飾りで、高い評価を受けています。
「秀月」は、「京甲冑」を中心としており、オリジナルの鎧飾りを揃えています。
「吉徳大光」は、「江戸茜シリーズ」などの趣向をこらした五月人形が大変充実しています。また、実際に着用できる鎧も取り扱っています。
「原孝洲」は、選りすぐりの甲冑師によって制作される、本物の甲冑作りにこだわっています。